野菜の絞り汁

明日葉の青汁の健康効果

明日葉の青汁と言えば、痩せる効果が高い青汁でむくみを取る青汁と考えがちですが、効果はもっと高いのです。
明日葉の名の由来は、「朝に摘んでも夕方には生えて翌日にはまた摘める」という生命力のさからきています。
実際には、3〜5日ほどかかるとのことですが、それでも素早い成長といってもいいでしょう。
そんな明日葉の生命力を秘めた青汁です。

まず、明日葉の茎などに含まれている黄色の粘ついた成分は「カルコン」と言い、ポリフェノールの一種で高い抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用とは活性酸素によって身体を錆びさせない役割をもっており、また正常な細胞を傷付けて、ガンなどの発症を予防します。
血管の硬質化による動脈硬化も防いでくれますので、心臓や脳に関する大きな病気の予防にもなります。

他にも、抗炎症作用、抗腫瘍作用、抗菌性、抗バクテリア作用といった効果もあります。
また、明日葉にしかないもうひとつの成分「クマリン」には抗菌作用、抗血液凝固作用、アルツハイマー型痴ほう症の予防効果などがあるのです。
明日葉の青汁を飲むと痩せる効果があるのは、血行を良くし、体内の新陳代謝を促し、老廃物の排出を促す働きがあるからであり、アンチエイジングに対しての効果もあり、生活習慣病の予防にも役立っています。
カリウムやルテオリンという成分に利尿効果があり、老廃物を排出してくれることによって身体から余分なものがなくなり、栄養と酸素が循環しやすくなるというのは、健康を助ける上でも大きいといえるでしょう。

ちなみに、カリウムには蓄積したナトリウムをも体外に流し出す効果もあります。
ナトリウムは塩分のために高血圧の予防や改善に役立つ効果があります。
明日葉の青汁は、余計なものを排出し、豊富な栄養素を身体に摂りいれて巡回させることによって、健康な身体を保ちます。
老廃物やむくみを排出することで起こるダイエット効果や免疫力向上効果なども青汁の効果であり、明日葉の青汁にも含まれています。
明日葉青汁を使った健康ダイエットはこちらをご覧ください。
また、明日葉以外の原料である大麦若葉とケールの青汁の特徴はこちらにかいてあります。
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