野菜の絞り汁

栄養価の高い青汁はケールか大麦若葉か?

ケールは野菜の王様と言われているほどに栄養価が高く、ケールだけですべての栄養素を補う事ができるとまで言われています。
特に食物繊維やカリウム、ビタミンAやカルシウムが豊富に含まれており、全体的な栄養バランスもいい青汁です。
青汁の始まりと言われる遠藤青汁もケールです。

大麦若葉はイネ科の植物でその飲みやすさに青汁にしやすい原料として有名です。
ケールよりも総合的に栄養面では多少落ちますが、入っている成分に違いはないことから、今ではどちらの青汁を飲んでもあまり変わらないとまで言われています。
どちらもビタミンやミネラルが豊富に含まれており、多少の差ならば飲みやすい大麦若葉が人気があります。

また大麦若葉には、スーパーオキサイドディスムスターゼ(SOD)が含まれており、抗酸化作用があり、老化や正常な細胞を傷つける活性酸素を抑える役割があります。
それでは飲みやすいことも合わせて大麦若葉の方が選ばれやすそうですが、ケールには「糖脂質」と呼ばれるアレルギーをひきおこす誘引物質を抑制する働きがある成分があり、またポリフェノールの一種であるフラボノール配糖体などによって花粉症を軽減する作用があります。
またメラトニンという睡眠ホルモンがある成分もあり、ケールだけにしかない栄養素があるのです。

花粉症を軽減したい人や、不眠症に悩まされている人は、ケールの青汁がお勧めと言えると言ってもいいでしょう。
ケールも大麦若葉も青汁の代表に挙げられても不思議ではないほどに栄養価が高く、それぞれに良い面を持っています。
最近ではケールと大麦若葉を一緒に配合した青汁もあり、相乗効果を計っている青汁もあります。
ケール独特の成分を摂りたいけれど苦味がありすぎて、大麦若葉にしようとしているという人には人気になっています。
他にも最近ではビタミン類が豊富なヨモギや桑の葉青汁が登場しています。

青汁は、毎日飲むことによって効果が少しずつ表れ、飲んでいる間は継続されるというものです。
飲みやすい青汁を選ぶのに、お試しセットなどを使って実際に自分の味覚で選びましょう。
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