今では、花粉症は「国民病」とも言われており、日本人の２５％が花粉症に苦しめられており、尚も増大の傾向をみせている症状です。
花粉症は一種のアレルギー反応で、今の医学では軽くできても完治することはできないといわれています。
そんななか、「ファンケル」がケールの青汁が花粉症に効果があるということを発表しました。
ケールに含まれる「糖脂質」が、アレルギーをひきおこす誘引物質を抑制する働きがあることが研究により分かり、さらにはポリフェノールの一種であるフラボノール配糖体により、花粉症の初期段階から症状が進行するのを抑える働きがあるのが分かってきたのです。

ちなみに、花粉が粘膜に入るとアレルギーを誘う因子である　「インターロイキン４」というものが体内で作られて、花粉を異物として排除しようとして、反対にアレルギーの症状を起こしてしまいます。
青汁でよく使われているケールにはインターロイキン４を減少させる働きがあるのです。
しかもケールには多くの栄養素も含まれており、飲み続けることによって免疫力を上げてくれる効果があります。

また、青汁は効果がでるのに時間がかかることがありますので、花粉症の季節だけではなく、毎日飲むことをお勧めします。
花粉症に対する免疫を作り、花粉症対する効果を早く発揮させるためです。
勿論、個人差があり、軽くなるという人も多くいますが、効き目があまりないという人もいます。
ですが効果があると信じて飲むことは大切なことなのです。
少しでも効き目があるのならば飲み続けましょう。

青汁には副作用がありませんので、薬のように眠気に襲われて仕事や勉強に障害がでるようなことにはなりません。
またこのような花粉症に対して効果があるとされている青汁は今のところケールの青汁だけです。
ケールの青汁は独特のクセがあることから、飲みやすい青汁としては選ばれにくいのですが、最近は飲みやすくなっています。
どうしても駄目ならば錠剤タイプの青汁もありますので、お試しください。