青汁には基本的に副作用はありません。
元々副作用という言葉は、薬に対して用いられるものであるために、健康補助食品には該当しないともいえます。
そこで今回は害のある作用という意味において副作用を述べることにしましょう。

青汁は、食物繊維が豊富なために便秘解消に飲まれることがあります。
ただし腸に刺激がありすぎて下痢になってしまうことがありますので、ご注意ください。
便秘だったから下痢になって出るということは続きませんので、青汁を飲む量を調節するようにしてください。

逆にひどい便秘になる人もいます。
それは青汁によって消化がよくなってしまったために起こります。
その場合は少しだけ飲む量を増やしてください。
基本的に規定量を飲むことが大切なのですが、体質によってどのような影響が出るのかは分かりません。
そこで体調を見極めながら青汁を飲む量を調節しましょう。

そして大切なのは、青汁には健康を担い、病気を予防するという効果があるのですが、病気になってしまっている場合に、妨げになってしまうことがあるということです。
例えば腎臓病などの腎臓関係の病気を患っている人にとって、青汁に含まれるカリウムを効率的に排出できずに、高カリウム血症という新たな病を引き起こしてしまうことがあります。

他にも大きな病気で「ワーファリン」という薬を処方されている人がいます。
こういう人にも青汁はお勧めではありません。青汁の中に含まれているビタミンＫが薬の効果を弱めてしまうからです。
病気予防の健康補助食品を薬より優先しては身体に悪影響を与えかねません。

これらの病気は勿論ですが、薬を常用している人は医師に青汁を飲んでもいいものかどうかということを必ず尋ねるようにしてください。
また勝手に、薬の代わりに青汁を飲んでいるから薬を飲まなくてもいいという安易な判断はしないでください。
薬の効果と同じ効果を青汁に求めるのは難しいし、危険です。
青汁は病気の予防薬であり、健康を保つ目的の健康補助食品なのです。
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